日銀が追加利上げを実施
景気悪化懸念、市場に衝撃
日本銀行は、12月25日に開催された金融政策決定会合で、追加利上げを決定した。政策金利を、現在のマイナス0.1%から0.25%に引き上げる。追加利上げは、2023年3月以来、約10か月ぶりとなる。
日銀総裁の記者会見
金融緩和の限界を指摘
黒田東彦日銀総裁は会見で、物価上昇率が目標の2%を上回っている現状を踏まえ、追加利上げが必要と判断したと説明。ただし、金融緩和の限界も指摘し、今後の利上げについては慎重な姿勢を示した。
市場の反応
円安進行、株安も
日銀の追加利上げ決定を受け、市場は大きく反応。円は一時、1ドル=140円台まで下落した。また、日経平均株価も、前日比で1,000円以上下落するなど、株安が広がった。市場では、追加利上げによる景気悪化懸念が広がっている。
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