ダリとシュルレアリスム芸術の探求
日本初公開を含む話題作が横須賀美術館へ
シュルレアリスムの代名詞であるサルバドール・ダリの大規模回顧展が、2025年3月18日から横須賀美術館で開催されます。本展では、日本初公開を含むダリ初期のシュルレアリスム作品から晩年の回顧的な作品まで、約120点が展示されます。ダリのシュルレアリスム芸術の変遷と、その内面に迫る貴重な機会となります。
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シュルレアリスムにおけるダリの足跡
無意識の探求と夢の世界の表現
ダリの初期のシュルレアリスム作品は、夢や無意識の世界を探求し、常識の限界を押し広げようと試みるものでした。彼の代名詞とも言える溶けだす時計や引き出しの付いた人物像など、独自のシュルレアリスムのスタイルを確立していきました。
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ダリのシュルレアリスムの進化
古典絵画への回帰と科学的探求
1930年代以降、ダリは古典的な絵画技法への回帰と、科学や数学への関心を反映した作品を制作するようになりました。シュルレアリスムを離れたと言われていましたが、彼の作品には常にシュルレアリスムの精神が息づいていました。
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展覧会の見どころ
初期から晩年までの代表作が一堂に
本展では、日本初公開の《幻影の馬車》(1930年)や、ダリのシュルレアリスムの原点を示す《聖アントニウスの誘惑》(1946年)など、代表的な作品が一堂に会します。晩年の《受胎告知》(1984年)など、後の世代に影響を与えた作品も展示され、ダリのシュルレアリスム芸術の全貌を堪能できます。
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展覧会情報
横須賀美術館で3月18日開幕
ダリとシュルレアリスム芸術の探求展は、2025年3月18日(土)から5月28日(日)まで、横須賀美術館で開催されます。開館時間は午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)、毎週月曜日が休館日です。チケットは一般1,500円、大学生1,200円、高校生以下無料です。