イチロー氏、日本人初の米野球殿堂入り
米殿堂入りへ、日本人選手初、史上33人目
イチロー氏は、2023年1月24日(日本時間)に行われた全米野球記者協会(BBWAA)の投票で、日本人選手として初めて、アメリカ野球殿堂入りを果たしました。得票率は99.7%で、日本人選手初の満票も目前でした。イチロー氏は史上33人目、野手としては史上17人目の殿堂選手となります。
イチロー氏の野球人生を振り返る
名球会入り、アメリカでの活躍
イチロー氏は1992年にオリックス・ブルーウェーブに入団し、12年間プレーしました。オリックス時代には打率3割、30盗塁を10シーズン連続で達成し、2001年には首位打者、盗塁王、最多安打のタイトルを獲得しました。2001年オフにシアトル・マリナーズに移籍し、10年間にわたってメジャーリーグで活躍しました。マリナーズでは首位打者2回、盗塁王2回、最優秀外野手10回を受賞し、2004年には球団史上初のワールドシリーズ進出に貢献しました。2012年にヤンキースに移籍し、2年間プレーした後、2014年からマイアミ・マーリンズで3年間プレーしました。2016年にマリナーズに復帰し、2019年に現役を引退しました。
イチロー氏の功績
メジャー通算3089安打、431盗塁
イチロー氏のメジャー通算成績は、打率.311、本塁打117本、打点765、安打3089本、盗塁431個です。安打数は歴代30位、盗塁数は歴代25位にランクされています。また、10度のシルバースラッガー賞、3度のゴールデングラブ賞を受賞しています。2019年には、日米野球殿堂入りを果たしています。
イチロー氏の殿堂入りが持つ意義
アジア人初の快挙
イチロー氏の殿堂入りは、日本人選手だけでなく、アジア人選手にとっても大きな快挙です。アジア人選手がアメリカ野球殿堂入りを果たすのは、イチロー氏が初めてです。また、イチロー氏の殿堂入りは、日本野球のレベルの高さを示すものであり、世界中の野球ファンに日本の野球が認知されるきっかけになるでしょう。
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