恵方巻き
価格高騰で高めの恵方巻き
昨年の恵方巻きは、原材料費の高騰の影響を受け、例年より高めの価格設定となってしまった。名古屋の百貨店では、具材を減らして値段を下げる、ハーフサイズの恵方巻きを販売するなど、各社が工夫を凝らした。今年の節分も、引き続き値上げが予想されており、完全予約制を採用する店舗もあるという。
節分に食べる恵方巻き
恵方巻きは節分に食べる太巻き寿司で、恵方を向いて無言で食べると縁起が良いとされている。具材は七福神にちなんで7種類とされており、代表的な具材として、卵焼き、かんぴょう、椎茸、きゅうり、マグロなどが挙げられる。
恵方巻きの歴史
恵方巻きの起源は諸説あり、江戸時代に大阪の船場で行われていた「丸かぶり寿司」が起源であるという説や、関西地方の海苔問屋が売り出した「丸かぶり寿司」が原点であるという説が有力である。その後、恵方巻きと呼ばれるようになったのは、1970年代後半から1980年代にかけて、コンビニエンスストアが節分商戦の一環として売り出したことがきっかけだと言われている。
恵方と恵方巻き
恵方とは、その年の福徳を司るとされる方角のことで、毎年変わる。2023年の恵方は南南東のやや南である。恵方巻きを食べる際は、恵方に向かって願い事をしながら無言で食べると良いとされている。
人気の具材
恵方巻きの具材は地域によって異なるが、代表的な具材としては、卵焼き、かんぴょう、椎茸、きゅうり、マグロなどが挙げられる。近年では、サーモンやアボカドなどの変わり種具材を使用した恵方巻きも人気を集めている。
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