飯塚事件
福岡高裁が証拠リスト開示に応じる
飯塚事件の第2次再審請求に対し、福岡高裁は30日に予定されている即時抗告審で、検察側に裁判所のみ証拠リストを開示するよう回答した。
再審請求人の主張
再審請求人は、再審開始決定を下した福岡地裁に続き、福岡高裁にも証拠リストの完全開示を求めていた。請求人は、検察側が開示を拒否しているビデオ映像が再審開始の重要な証拠になると主張している。
福岡高検の対応
福岡高検は、捜査機関が保有する証拠の開示は捜査の公平性を害するとして、証拠リストの完全開示には応じてこなかった。しかし、裁判所のみ証拠リストを開示することで、再審請求人の主張を考慮しつつ、捜査の公平性も確保する姿勢を示した。
裁判所の動き
福岡高裁は、地裁に続き、証拠リストの完全開示を求めた再審請求人の主張を支持している。30日の審理で裁判所がどのような判断を下すか注目される。
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