キーエンス 好調が継続
2022年4〜12月期は最高益 更新へ
2023年2月3日、キーエンスは、2022年4~12月期の連結決算を発表。売上高は前年同期比10.3%増の5,703億円、営業利益は同8.9%増の2,039億円、経常利益は同9.0%増の2,027億円と、増収増益を達成した。純利益は同6.1%増の1,501億円となり、4~12月期としては過去最高益を記録した。
要因は自動車や半導体関連の堅調な需要
好調の要因は、自動車や半導体関連の堅調な需要によるもの。特に、半導体製造装置の需要が高く、これが業績を押し上げた。また、中国市場も堅調に推移し、業績を下支えした。
2023年3月期通期でも増収増益が続く見通し
キーエンスは、2023年3月期の通期業績予想を上方修正し、売上高を前期比13.9%増の6,500億円、営業利益を同16.9%増の2,350億円、経常利益を同16.7%増の2,330億円、純利益を同13.2%増の1,680億円と予想している。
設備投資も拡大 研究所を拡張へ
キーエンスは、業績拡大に伴い設備投資も拡大する。大阪にある研究所を今後2年間で倍の規模に拡張する予定。これにより、研究開発の強化と人材育成を図る。
今後の成長戦略は?
キーエンスは、今後、自動化やデジタル化の分野で成長を図る。特に、人工知能(AI)やロボットの開発に注力する方針だ。
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