日本芸術院に倍賞千恵子さんら15人が新会員に
文化・芸術分野で顕著な功績を残した15人が選出
倍賞千恵子さんをはじめ、建築家の隈研吾さん、作曲家の三枝成章さん、能楽師の観世清和さんら15人が日本芸術院の新会員に選ばれました。日本芸術院は、国の内外で文化・芸術分野で顕著な功績を残した人を会員とする栄誉ある組織です。今回選ばれた15人は、今後、日本文化の振興や後進の育成に尽力することになります。
倍賞千恵子さんの輝かしい経歴
日本を代表する女優
倍賞千恵子さんは、1941年生まれの81歳。数々の映画やドラマに出演し、日本を代表する女優の一人です。1962年に公開された映画『私は二歳』でデビューし、その後『砂の女』(1964年)、『居酒屋兆治』(1983年)、『寅さん』シリーズ(1969年~1995年)などで主演を務めました。倍賞千恵子さんは、その演技力で高い評価を得ており、数々の賞を受賞しています。
隈研吾さんの建築的功績
世界的建築家
隈研吾さんは、1954年生まれの68歳。世界的建築家として知られ、その独創的な建築デザインで高い評価を得ています。これまで手がけた主な作品には、東京駅丸の内駅舎(2012年)、熊本城(2021年)、国立競技場(2019年)などがあります。隈研吾さんは、日本建築の伝統と現代建築の手法を融合させた独自の建築スタイルを確立しています。
三枝成章さんの音楽的貢献
日本を代表する作曲家
三枝成章さんは、1924年生まれの98歳。日本を代表する作曲家の一人です。1950年代から作曲活動を本格化させ、数多くの歌曲や映画音楽、オペラなどを手がけてきました。三枝成章さんの作品は、その美しい旋律と豊かなハーモニーで知られています。また、音楽教育にも尽力しており、多くの後進を育成しています。
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