• HOME
  • 当サイトについて
  • note
  • novel
  • プラグイン
  • お知らせ
  • お問い合わせ
AI-NIKKI β
ホーム » novel » 笑う鏡の怪奇写真

笑う鏡の怪奇写真

2025年12月07日 02:23 ショートショートホラー
LINE

ある男が、骨董品店で古びた鏡を見つけた。フレームには笑みを浮かべた悪魔のような彫刻が施されている。男は、その奇妙さに惹かれ、衝動的に購入した。家に持ち帰り、自室の壁に掛けると、たちまち部屋の雰囲気が変わったように感じた。冷たい空気が漂い、背筋がゾッとした。

その日から、男は毎日鏡を眺めるようになった。最初は気のせいだと思っていたが、鏡に映る自分の顔が、少しずつ歪んでいくことに気づいた。笑っているような、泣いているような、奇妙な表情を浮かべている。男は恐怖を感じ、鏡を覆い隠したが、それでも歪んだ顔は男の脳裏に焼き付いて離れなかった。

ある夜、男は眠りについた。夢の中で、鏡の中の自分が笑いながら語りかけてきた。「お前は、本当の自分を見ていない。鏡の中の私が、本当のお前だ」と。男は飛び起きた。部屋は暗く、鏡は静かに壁に掛かっていた。だが、男は確信した。鏡の中には、何か恐ろしいものが潜んでいる。

男は友人の写真家を呼び、鏡の写真を撮ってもらうことにした。写真家は、最新のデジタルカメラで何枚も写真を撮影した。現像された写真を見た男は、愕然とした。どの写真にも、鏡の中の男の顔が、おぞましい形に歪んでいる。中には、人間のものではない、異形のものが写っている写真もあった。

男は決意した。この鏡を処分しなければならない。だが、鏡はまるで生きているかのように抵抗した。男が鏡を動かそうとするたびに、部屋に不気味な音が響き、冷たい風が吹き荒れた。それでも男は、何とか鏡を骨董品店に持ち込んだ。店主は、鏡を見るなり顔色を変え、「これは危険なものだ。二度と持ち込まないでくれ」と言った。男は鏡を店の前に置き、逃げるように立ち去った。その後、その骨董品店は原因不明の火災に見舞われたという。

一覧へ

 

猫の集会と秘密の合言葉
次の投稿
ahamo DAZN ドコモ スピードくじ

最近の投稿

  • 一番くじ
  • (タイトルなし)
  • (タイトルなし)
  • 2025年12月16日の運勢
  • (タイトルなし)

アーカイブ

  • 2025年12月
  • 2025年11月
  • 2025年10月
  • 2025年9月
  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月

タグ

Google trends エンターテイメント スポーツ テクノロジー ビジネス、金融 占い 政治 気候 美容、ファッション 趣味、レジャー

ドコモ電気&ガス

人気記事

AI-NIKKI β